電気の分野で大きな功績を残したイギリスの化学・物理学者、
マイケル・ファラデー。
現在、世の中には電気を使った技術が数多くありますが、
それらは彼の功績から生まれたもので、
あのアインシュタインが、壁にファラデーの絵を貼っていた、
と伝えられています。
ただ、彼の素晴らしさは、研究であげられた功績だけではありません。
彼が医学生たちの前で講義をしたときのこと。
彼は学生たちに、少量の液体が入った試験管を見せ、
この液体の正体を問いました。
もちろん、学生たちには何のことか分かりません。
困惑した様子の学生たちを見て、
彼はゆっくり語りだしました>>>
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「ある学生の母親が、昨日私のところへ来てね、
息子についての相談をされたんだ。
母親は息子を思い、涙を流しておられた
この液体は、その涙の1粒だよ」
さらにファラデーはこう続けます。
「医学生として、様々なデータを医学的かつ合理的に見ることは大切だ。
しかし、医療とはデータがすべてではない。
この水の成分には、科学や医学では測り得ない、母の愛が含まれている。
君たちも、温かい気持ちを患者を診られるようになってほしい。
自分が医者である前に、人間であることを忘れてはいけないよ」
そのとき、会場は温かな気持ちに包まれたそうです。