さんまちゃん、芸風の土台はどうやって作られた?

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こからどう見ても、陰を感じさせない明石家さんまさんです。

でも、ちょっと悲しいこんな話があります。

さんまさんの実母は三歳のときに病死しています。

さんまさんが、小学校高学年のときに父が再婚して、新しいお母さんができました。

このお母さんには連れ子がいて、さんまさんには年の離れた弟ができました。

さんまさんは持ち前の明るさで、その弟をとても可愛がり、
弟も実の兄のように、さんまさんにぴったり寄り添いながら育ったそうです。

ところが継母の方は、やや酒癖がよろしくなかった様子です。

露骨に弟を可愛がり、隣の部屋から聞こえよがしに、
「ウチの子はこの子(弟)だけや・・・」などと漏らしていました。

壁伝いに聞こえてくるそんな継母の声に、
さんまさんはよくベッドの中で涙を流したそうです。

弟も、さんまさんのすすり泣きを聞いて、
二段ベッドの下から一緒に泣いてくれたそうです。

そんな経験があるから、さんまさんは本当はお酒が嫌いだし、
お酒を飲む女性も嫌いだったそうです。

今もお酒は飲みますが、本質的にはお酒は好きじゃないようです。

また、そんな経験が、さんまさん独特の芸に磨きをかけたと言えるかもしれません。

というのも、さんまさんのこんな健気な一面があるからです。

継母はずっとさんまさんを無視した生活をします。

まるで、さんまさんがそこにいないかのように弟にばかり話しかけます。

さんまさんはそれでも継母と仲良くしてもらおう、反応してもらおうと、
毎日必死で面白いことを考えます。

そんな生活の延長で、学校でもそのノリで暮らすようになりました。

学校では一躍人気者です。

そんな工夫が、今日のさんまさんの土台になっているに違いないのです。

ところで、さんまさんが大竹しのぶさんと結婚してからのことですが、
大竹さんにも連れ子(ニチカ)がいて、
さんまさんと大竹さんとの間には実子(イマル)ができました。

さんまさんは、少年時代の体験から、
ニチカさんにつらい思いをさせたくないとの思いで、
意識してニチカさんを大切にしました。

家に帰ると、イマルさんより先にニチカさんに触ります。

子供らに自分のことをボスと呼ばせたりも、ニチカさんへの気遣いだったようです。

話をさんまさんの弟さんに戻します。

この弟さんに、ある日、大変な事件が起きます。

さんまさんの胸が張り裂ける事件でした>>>

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んまさんはもう冠番組を持つほどの人気者になっていたころのことです。

弟は高校三年生。

さんまさんの影響を受けてかサッカー少年でした。

キャプテンでインターハイにも出たし、国体選手にも選ばれたそうです。

ある日のこと。

実家に火事が起き、弟はその火災で亡くなってしまったのです。

次のワールドカップには、ふたりで一緒に見に行こう、
そんな約束をしていたのに・・・。

さんまさんは弟のことをこう言っています。

「ぼくのことを、昔から、すごく尊敬してくれるやつでね。
 ぼくがいうことは、すべて正しいと思っていたみたいですよ」

「自分にも、それから他人にも、素直に自分をさらけだせるやつでしたね」

公私ともに、おしゃべりで、ほんの少しの蔭りも人に見せないさんまさん、
周りを独特の空気で笑いのままに包み込んでしまいます。

見えないところでは、雨の日も嵐の日もあったのですね。

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