その時は20人ぐらいの行列でした。
ATMは8台ぐらいあったので、比較的テンポよく進んで行きました。
すると、自動ドアから入ってきた派手目の服装のおばちゃんが
行列をスルーして、ATMで操作している人の後ろにピタっと並んだのです。
後ろに並ぶ人たちは、一同ポカーン…。
行員は他のATMで作業してた人の対応で、
画面にくぎづけで、おばちゃんのことは見えていませんでした。
さすがに見えていたら、きっと注意を促したことでしょう。
全員が呆気にとられてというか、
違和感を感じているはずなのに、誰も注意を与えません。
これは私が言うしかないと勇気メーターを上げていると、
後ろのカップルの男の方が、大きな声で言いました。
「オバチャーン!後ろ並んでやあ!文字読まれへんのかー?」
ナイス!と思っていると、そのおばちゃんガン無視です。
すると男の人が、
「あれ?聞こえへんのかな?
赤い派手な服着て順番抜かしてるあなたですよー」
って。
するとそのおばちゃんが振り返り、
鬼の形相で男の方を睨みつけて、また前を向きました。
おばちゃん、逆切れパワーで押し通す気か?と思ったら、
その男の人が列から出て、スタスタそのおばちゃんの横まで歩き出しました。
まさか殴るんじゃなかろーかと、
ドキドキして様子を見てました>>>
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その男の人は、おばちゃんに何か話しかけました。
ただし、それはどうも中国語のようでした。
怒った感じで、おばちゃんに中国語でまくしたてています。
するとおばちゃんが、
「はあ?何言うてんのあんた!ここは日本やで!」と切れます。
男の人が言いました。
「あ、すいません、日本語わからんのかなと思いまして。
もし中国の方ならば、確かにあちらでは、
行列を作る習慣が少ないから、てっきりそうかと思ったんです。
日本語分かるなら並びましょうよ。これ読めるでしょ?」
と『こちらからお並びください』の看板を指さしました。
このあたりで行員が間に入ってきて
「どうされました?」と聞きましたが、
顔真っ赤にしたおばちゃんは怒って出て行きました。
私はそっと拍手したら、他の人も何人か小さな拍手をしていました。
男が列に戻り、その男の彼女が
「あれ中国語でなんて言うてたん?」と聞くと、
「知らん。中川家礼二のマネしただけやw」ってw