たけし軍団の面倒見がいいことで有名です。
このエピソードはご存じかもしれませんが・・・。
軍団にラッシャー板前という人がいます。
まだこの人がテレビに出る機会の少なかったときのことです。
彼が引越しするときのことでした。
たけしさんが、言いました。
「おい、ラッシャー、引越しするのか?
だったらいろいろ大変だろう。何か欲しいものがあるか?」
ラッシャーさんは、素直に答えました。
「はい殿、洗濯機が欲しいです」
引越し先のラッシャーさんのアパートに大きい荷物が届きました。
その荷物を開けたラッシャー板前さん、喜びもつかの間、口あんぐり。
その後にハッと驚き、さらにそのあとには、涙がポロポロこぼれたそうです。
いったいビートたけしさんの送った大きな荷物とは何だったのでしょうか?>>>
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ラッシャー板前さん、大喜びで大きな荷物を開封しました。
開けてみたら、そこに洗濯機はありませんでした。
その代りに入っていたのは、金ダライと洗濯板だったのです。
これには、ラッシャー苦笑、口あんぐりでした。
ところが、たらいを箱から出すと、その中に茶封筒があります。
中を開けると、そこには100万円が入っていました。
後日談ですが、ラッシャーさん、その当時はお金に不自由しっぱなし。
引越しで借金をしたのか、借金が増えて引越ししなければいけなかったのか。
借金を持つ身に現金ほどありがたいものはありません。
いずれにせよ、思いがけない100万円にポロポロ涙がこぼれたそうです。
ところで、通常、人へのお祝いとか贈り物とかには、作法が伴います。
この話とは別の機会に、たけしさんが「作法」について語った語録があります。
『作法というのは
突き詰めて考えれば、他人への気遣いだ。
具体的な細かい作法をいくら知っていても
本当の意味で他人を気遣う気持ちがなければ
何の意味もない。
その反対に、作法なんかよく知らなくても
ちゃんと人を気遣うことができれば
大きく作法を外すことはない』