ロベルト・デ・ビセンゾという名のプレーヤーです。
南米選手で初めてメジャー大会を制覇したことで名をなしますが、
ほんとうは彼の人間性にまつわるこんな話が多くの人の心に残っているのです。
彼があるトーナメントで優勝したときのこと。
家に帰ろうと駐車場に向かうと、一人の女性が近づいてきました。
女性は彼の勝利を称えると、自分の幼い子供が重い病気にかかっており、
お金がなくて満足な治療を受けさせられないということを話します。
それは、子供を思う母の心がよく伝わってくる内容でした。
彼はこの話に心を動かされます。
そしてペンを取り出すと、小切手に女性が払い出せるよう裏書きをしました。
「これが赤ちゃんのためになるといいんだが・・・」
そういって彼は、賞金の小切手を彼女の手に押し込んだのです。
翌週、クラブハウスで食事をしている彼のところに、
プロゴルフ協会の職員がやってきました。
そして、駐車場で会った女性は詐欺師で、
病気の子供がいるどころか、その女性は結婚すらしていない
ということを知らされます。
これを聞いたビセンゾは、思いがけない言葉を発します。
その言葉とは・・・>>>
スポンサーリンク
↓Facebookの続きは、こちらからどうぞ↓
これを聞いてビセンゾは、もう一度確認しました。
「本当に病気の赤ちゃんはいないのかい?」
残念そうにうなずく職員。
しかし、ビセンゾは逆に笑顔でこう言ったそうです。
「よかった。それは今週一番の良い知らせだ」