日本一ユニークな会社の社風とは?

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来工業という会社をご存じでしょうか?

山田昭男さんが立ちあげた岐阜県のユニークな会社です。

電気関連の製品を作っています。

何がユニークかというと、ほとんど一般の会社の常識の逆をやってるところです。

それでいて、すごく儲かってるから本物のユニーク企業なんです。

売上高は200億以上。創業以来40年以上赤字なし。

日本トップレベルの給料を支払い、上場まで果たしています。

常識の逆って、具体的には、どんな社内ルールが敷かれているのでしょうか。

こんな感じです。

●ホウレンソウ(報告・連絡・相談)禁止

●残業禁止

●ネクタイ禁止

●上司は部下に命令禁止

●ノルマ禁止

●携帯電話禁止

●年間休日140日(休日数日本一)

●育児休暇3年(こんな会社ないでしょう)

なにもかも常識の真逆をいく会社です。

なぜ山田さんが、こんな風に常識の逆をいく社風にしたのか。

こういうことです。

日本の会社で、経常利益が4,000万円以上ある会社は、全体の3%しかないそうです。

残り97%は、そこそこまたは儲かってない会社ということになります。

この比率は、20年来変わってません。

山田さんは思いました。

「なんだ、常識の通りにやったら儲かる会社はたった3%に過ぎないのか」

ならば・・・

「ならば、常識の逆を行こうじゃないか」

これが非常識・反常識の動機だったのです。

未来工業の本質はどこにあるのか?

常識の逆に行くことが本質じゃないんです。

未来工業では、社員がやりたいと思ったことは、すぐにやることができます。

相談、報告禁止だからです。

やってみてダメならやめればいい。

それは逆に言うと、自分でちゃんとひとつひとつ考え抜けということです。

未来工業の壁にはいたるところにこんな標語が大きく掲げられています。

『常に考える!』

これが未来工業の本質のようです。

ところで、この会社を見学に来る人も海外含めて数多くあります。

その見学のさせ方についても、
非常識・反常識なやり方をしています>>>

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通の会社ならば、会社見学は無料でやるのが常識です。

やはりここでも未来工業は逆を行きました。

他が無料なら、うちは2,000円とる。

2,000円といえば、美術館以上の価格です。

でも、これがバカにならない。

未来工業はマスコミにもよく取り上げられるので、
海外も含めて見学者が年間1万人近くになります。

そうすると、2千円×1万人=2,000万円。

未来工業の総務部は、たったひとりで年間2,000万円もの利益を確保しているわけです。

究極の総務部ではないでしょうか。

さて、創業者の山田さん、今は「相談役」として第一線からは退いているそうです。

だけど、未来工業は、報告・連絡・相談が禁止なので、

社員の誰も相談に来ることはないそうです(笑)

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