ソニーの井深さん、幼児教育に熱心な理由は

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ニーの創業者、井深大さんは
「人を信じられる人間が、21世紀の日本をつくる」
という考えのもとに、ソニー教育財団を設立しました。

井深さんは、幼児教育に関する本も多数執筆しています。

また井深さんは、ハンディキャップは才能を発揮する妨げではないとして、
障がい者が活躍できる場、ソニー・太陽株式会社を設立しています。

このような井深さんの活動には理由がありました。

彼の授かった娘さんが知的障がい者であったことが、
大きな影響を及ぼしているようです。

娘の自立を望む父親としての気持が、障がい児教育に携わり、
教育問題や障がい者が働ける環境づくりに
取り組む要因のひとつであったといわれています。

1992年、井深さんは、幾多の功績が認められ、
文化勲章を受けることになります。

その受賞理由は、他の受賞者とは少し違うものでした。

どう違っていたのでしょうか?>>>

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深大さんの文化勲章、授賞理由
・・・少し堅苦しい文言ですが、原文のまま記載するとこうです。

その高潔なる人柄と相まって、
 我が国の科学・技術、産業、教育、社会福祉
 および国際関係の向上・発展等多方面に貢献し、
 その功績は極めて顕著である」

文化勲章の受章理由において、
人柄に触れた文言が含まれるのは、とても珍しいことだといいます。

「私たちは、そうした井深さんの人柄ゆえに、
 そのもとに集まり、その夢を実現しようと力を合わせてきました。
 ・・・ソニーという世界に冠たる会社をつくりあげた井深さんに、
 心から、ありがとうございました、と申し上げたい気持でいっぱいです」

ソニー創業者の一人である盛田昭夫さんは、
文化勲章を祝う会で、こんなスピーチをしたそうです。

今日のSONYは、叱咤激励のうち、何かと叱咤されることの多い状況にあります。

私事ながら、この会社にいる友人には、
私もその低迷ぶりを非難することがあります。

人々が無関心ならば、SONYに対する叱咤は無いのです。

この冬の時代、何とか創業者のVisionや理念を噛みしめて踏ん張って欲しい。

再度復活の日を待つファンが多い、そのことをSONY関係者に分かって欲しい、

そう思うのです。

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