学園祭でいつもより遅い時間の電車に乗ったら、
勝新太郎ばりのヤクザが席に座ってた。
そのヤクザが、なんとお婆さんに席を譲った。
その光景を目のあたりにした俺と友人は、
『本物のヤクザは堅気に優しい』と思い、
内心『ヤクザ、やるな!』と思った。
翌年の朝、家から出て1分で、
原付に接触され、左手を骨折してしまった。
病院に行って、学校へ向かう途中、
電車内になんとあのヤクザがいた。
ヤクザは俺に席を譲ってくれようとしたが、
すぐ近くにお婆さんがいたので、
その席をお婆さんに譲った。
ヤクザは俺の方を見て、ニヤリと笑った。
そして去年、
空き巣の被害に遭ったので、警察署に行くと、
なんとそのヤクザがいた>>>
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ヤクザと思ってた人は、刑事だったんだ。
しかも俺のことを覚えていてくれた。
何かと不祥事続きの警察において、
小さなことだが、親切な刑事がいると思うと、
世の中、捨てたもんじゃないなと思った。
見かけはどうであれ、
ヤクザに見えた刑事さんも、ごく普通の優しい人だったんだ。
※「2ちゃんねる」の『ちょっといい話』を下敷きにしています。