たけし軍団のダンカンは、もともと立川談志の門下だったそうです。
門下だった頃、ダンカンは何かのはずみで、
ビートたけしに弟子入りしたいと思いました。
ある日ダンカンは、師匠の談志にその旨を伝え、
一門から抜けることを決意しました。
門下一同は、談志師匠の気性を思うと、
それは無茶だ、殺されるぞと何とかダンカンに思いとどまるよう制止しました。
それでも聞かないダンカン。
門下一同、ふすまの陰から様子をうかがうしかありません。
談志師匠は、ダンカンの話を不機嫌そうに押し黙りながらジッと聞いてました。
ダンカンの話が一区切りついた時です。
談志師匠は、おもむろに後ろのラックに手を伸ばしました。
逆手でウイスキーのボトルを掴みました。
あ!殴られる!
門下一同誰もがそう思いました。
みな、正視に耐えられず目をつぶり下を向きました。
そして・・・>>>
スポンサーリンク
↓Facebookの続きは、こちらからどうぞ↓
談志師匠は、懐から自分の名刺を出し、おもむろに裏に一文書き足しました。
それをボトルに貼り付けて、こう言いました。
「これたけしに渡して来い。
そうすりゃ邪険に追い払われたりしないだろ。
たけしによろしくな」
立川一門一同、このときは大いにビビったと志の輔さんが言ってました。
名刺の裏には何が書いてあったかって?
一説にはこうだったと言われています。
「談かん(ダンカン)は、フンコロガシみたいなヤツだけど、見どころはないではない」