1日目のC市のお寺を見学したときのことです。
時間になってもバスに戻ってこない人たちがいました。
足が少し不自由な年配のご主人と奥さん、その連れらしい人の三人です。
幹事さんと添乗員さん、運転手さんとで捜しに行きました。
車を借りて捜したりもしていました。
乗客の方の様子は、イライラしてたり、あきらめ顔だったり。
仕方ないですよね。もともとの知り合いでもないわけですから、
自分の不便よりも、他人の心配が先行するはずもありません。
だいぶ時間が経ってから、運転手さんがひとり先に戻ってきて言いました。
そのひと言で、バスへの乗車が遅れた三人の方が
救われたことは言うまでもありません。
それより、バスに残されて、待たされ顔の人たちの気持も救ってくれたようです。
そのバスの運転手さんのほんのささやかなひと言とは・・・>>>
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「ようやく見つかりました。
皆さんも大変だったでしょうが、
一番大変だったのは
この三人の方だと思います。
道に迷い、皆さんにすまないと思い、
雨の中を濡れながら、
どんなにか心細かったことでしょう」
「乗ってこられたら、どうか温かく迎えて下さい」
それを聞いたとたんジーンときて、思わず涙が出そうになりました。