その方は3店舗の飲食店の経営をしていましたが、
一生懸命働いているにもかかわらず、
毎月150万円前後の赤字が続いていました。
打開策が見えない。
そんなある日、
やっと片言でちょっと話すようになった子どもが、
何かを自分に告げようとしています。
でも何を言ってるのか分かりません。
よくよく聞いてみると・・・
「にほんいちのぱぱ」
思わず、涙がこぼれたそうです。
なんと自分は情けない人間なんだろうと。
日本一のパパ。
その子どもの言葉に素直にうなずけない自分が悔しい。
それから彼は一念発起し、なんと、料理の味まで
すべてを改善しようと全力で取り組み始めます。
研究に研究を重ねた料理が
次第にお客様に喜ばれるようになり、
結果、2年後には25店舗まで店舗数が拡大したのだそう。
「にほんいちのぱぱ」
この8文字の言葉が彼の人生を変えたのです。
ところで、なぜ
そんな小さな子どもが
「にほんいちのぱぱ」という言葉を
知っていたのでしょうか?
それは・・・>>>
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そんな小さな子どもが「にほんいちのぱぱ」という言葉を知っていたわけ。
それは、
彼の奥様が、
ふだんから子どもに語りかけていた言葉だったからです。
「あなたのパパは日本一のパパよ」
あなたは日本一!!
妻の思いが男を育てます。日本一に。
出典:メンタリングマネジメント
著者:福島正伸(ダイヤモンド社)