舞台はアメリカの老人ホームです。
ここでは、あまり身寄りのない老人たちが肩を寄せ合うようにして、
ひっそりと暮らしています。
時には、遠く離れた家族や友人、知人などから花束が届きます。
届いた花束を看護師さんが抱えて、
老人たちの集まる食堂ホールに持ってきます。
老人たちの期待の目が、その花束に集まります。
カードが読まれて、誰宛ての花束かが判るのです。
カードに書かれた名前が読まれたら、
その人だけが喜びます。
後はガッカリして部屋に戻ります。
ある時、ひときわ大きな花束が老人ホームに届きました。
そわそわ、いそいそと老人たちがホールに集まりました。
「今度は誰に届いた花束なんだろう」
老人たちの期待の目が花束に集まりました。
看護師さんも、まだ誰宛てに届いたものなのか、分かりません。
ニコニコしながら、カードの封を開きました。
老人たちは、そんなに気をもたせず、
早く名前を読んでくれとせがみます。
封を開けた看護師さんの表情が変わりました>>>
スポンサーリンク
↓Facebookからの続きは、こちらからどうぞ↓
カードには、
「大切なあなたに、この花束を贈ります」
と書いてありました。
期待する老人たちの輝く顔。
看護師さんの表情の変化を楽しんでいるかのようです。
看護師さんはカードを読み、
そして宛名を見て、涙目になりました。
それは、ここの老人たち全員からの、
看護師さんへの花束だったのでした。
老人たちは拍手大喝采です。
その若い看護師さんは、老人ひとりひとりと、
泣き笑いのハグをかわします。
ナイスな老人たちのサプライズ、大成功でした。