【パリの同時テロ】テロに対する市井の民のこんな戦い方もあります≪イマジン≫

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015年11月13日、フランスのパリで起こった同時テロ。

現時点で120人以上の犠牲者、
そして350人以上の負傷者が出たと発表されています。

この痛ましい事件から一夜明けたパリのバタクラン劇場前で、
あるピアニストがジョン・レノンの「イマジン」を演奏しました。

バタクラン劇場は、今回のテロで最も多い80人以上の犠牲者が出た場所。

イマジンを演奏したのは、ドイツ人ピアニストのDavide Martelloさん。

Davideさんはもともと、ドイツのコンスタンツという都市で演奏する予定でした。

コンスタンツでフランスとドイツのサッカー観戦を見ていたDavideさんは、
テレビ越しに今回の悲劇を目撃。

そしてすぐに、「パリへ行かなければ」と車でパリへ向かったそうです。

パリに到着したDavideさんは、劇場前まで自転車でピアノを引っ張って移動。

ピアノには、フランスのグラフィックデザイナーが
ピースマークとエッフェル塔を掛け合わせてデザインした
「PEACE FOR PARIS」のマークも描かれています。

ここにDavideさんの演奏を聴いていた人が投稿した映像があります。

多くの人がピアノの音色に吸い寄せられるように集まってくるのが分かります。

「イマジン」のピアノの旋律が、
人々の哀しみを癒していく様子が伝わってきます>>>

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葉で語るのではなく、ピアノの音にのせて哀悼の意を示したDavideさん。

彼の音楽人生のゴールは、「世界中をグランドピアノと共に旅して、
道端の人々とインスピレーションを分かち合うこと」だそうです。

パリよ…私はあなたに共感します。

自由と平和のために、共に立ち上がりましょう。

東京タワーとスカイツリーも、トリコロールカラーにライトアップして、
哀悼の意を表わしました。
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